2011/10/08 10:22 pm
母は若い頃からしわが多く、私が気付いた頃には、もうしわ用の化粧品を使っていたように思います。幼い頃から、母の鏡台をさわるのが好きでした。化粧水、乳液、それから口紅、ファンデーション、香水などなど。母が留守の時は、もう絶好の機会。母が家を出た途端に、鏡台へかけより、いろいろな化粧品をさわってみては、こっそり使ってみたりしました。口紅を塗って、大して美人でもないのに、うっとりと鏡にうつった自分に見とれていたり。そんな子どもでした。
最近、九歳の娘がお化粧に興味を持ち始めました。狭いハイツ住まいの我が家ですので、あいにく私は鏡台などという立派なものは持っておらず、お化粧品も大して揃えていません。洗面台の棚に、最低限必要なものをこそこそっとおいているだけです。化粧品に関してはそんな貧相な状態ですが、それでも、私がたまに口紅など塗っていると、娘が知らない間にこっそりと近寄ってきていて、自分にも口紅を塗って、とせがむのです。赤くて生き生きとした唇に口紅など不要ですのにね。
そっと薄く塗ってあげると、鏡を見ては、いろんな角度から自分の顔を映し、ご満悦の娘。しわのしみもまったくない美しい娘の顔と並んで鏡に映っていると、自分のひどい顔がさらにひどく見えてしまいます。そろそろ私もしわ用の化粧品を購入しお手入れを始めないといけないな。娘と一緒に鏡に映っても、全然平気でいられるようにしたいものです。さてと、次のお休みの日には、しわ用の化粧品を求めに、滅多に足を踏み入れない、化粧品売り場へ乗り込んでみますか。